うたかたの日々

ご挨拶

 今年一年、早いようで内容の濃い時間を過ごすことができました。
私に関わった方々のおかげで、とても実りの多い一年となった事に心より感謝致します。


新年も、心新たに今までよりもパワーアップして日々取り組んでいきたい所存でございます。

いつもの皆様も、これから出会う初めましての方々もどうぞよろしくお願い致します。


さて、もう今年も今日で最後。

今さっき、なんと!大掃除が終わりました…

そして、今日は午後から畑収めという事で、2畝ほど開墾してきたので全身筋肉痛です。汗

今まで頑なに、鍬のみで畑を耕してきましたが、小さな耕運機デビューを果たした2017年。

ちなみに耕運機の機種名がなんと!


「パンジー」


どえらいファンシーでかわいい名前なくせに、どえらい体力を消耗するがね…


と、心の中で思ったのでありました。


明日はひどい筋肉痛間違い無しです。


それでは、皆様

今年もありがとうございました。

新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。


橋本厚子

第10話「おじさんのおいしいケーキ」

 こんばんは。バタバタとした時期は少し落ち着き、少しは自分の時間が作れるようになった今日このごろ・・・・

 一年あるうちの四季を、あと何回過ごすことができるのだろう?
と、考えると今年の冬もまた貴重な冬と思えるようになりました。

そして、12月は私が大好きな月でもあります。


今日はクリスマスのお話です。

子供の頃、12月に入ると、とても小さなツリーに毎年飾り付けをして、サンタは来るかどうかを弟と相談しあったりした。

そして、今年はどんなケーキが食べれるかを想像した。

私の実家は商売をしているので、お付き合いで取引先のケーキ屋さんからケーキを買うのだけれど、毎年4つか5つくらいはケーキがあった。

その中でも格段に美味しいケーキがやってきたのは確か小学校4年くらいの時だったような…

わざわざ遠くの町まで行ってもらってくるそのケーキは、今思うとかなり腕の良いパシティエが作っていたと思えるほどの味だった。

そのケーキはジェノワーズの生地がきめ細かく、生地の一粒一粒がお口の中でさっと広がる感じだった。生クリームは、濃厚だがくどさがなく、イチゴとの相性は抜群で今まで味わったことのない味だった。

素材の味がそれぞれ印象的なのに、最後には融合して違和感のない一つの味になることに感動したのだ。


そのケーキは父の友人の友人が作っていたらしい。

それを聞いて、私はケーキを作るおじさんの事を想像した。

髭がいっぱい生えていて、背が高くて、白くて長いお帽子をかぶっていて、白いコックコートに、白いエプロンをきっとしているだろうとなんとなく思ったのだ。

そして、その年から毎年父にそのケーキをお願いするようになった。


「今年のクリスマスもおじさんのおいしいケーキ買ってきてくれる?」

父は「どうかなぁ〜?あるかなぁ〜?」とにやけたような笑顔で言っていた顔が今でも印象に残っている。

さて、そんな「おじさんのおいしいケーキ」

これは完全にプロの味ですが、私が毎年作るクリスマスのケーキ「ブッシュドノエル」のご紹介です。

ジェノワーズの生地に生クリームを塗り、くるくると巻いてロールケーキを作ります。生クリームで切株のようにデコレーションする、クリスマスの定番。

「ブッシュドノエル」
—生地—
卵 250g(約5個)
てん菜糖 130g
薄力粉 75g
牛乳 44g

デコレーション用生クリーム 200g
てん菜糖 大さじ2
いちご 1パック
<作り方>
1. オーブンは180度に予熱しておく。牛乳は沸騰直前まで温めておく。大ボウルに卵、てん菜糖を入れ湯煎にかけながらハンドミキサーで5分間混ぜる。(湯煎は卵の温度が40度前後。指で触って温かいなと思うくらいの温度です。) 
2. 湯煎から外し、ハンドミキサーで2分一定の速度でキメをととのえながら混ぜる。
3. 2に薄力粉をふるいながら入れる。ヘラで切り混ぜる。粉気がみえなくなっても10回は混ぜる。
4. 最後に牛乳を加え60回〜80回混ぜ生地を安定させる。
5. 天板に紙を敷き、生地を均一に流す。180度のオーブンで14〜16分
6. 焼き上がったら、生地と紙を外し、また紙の上に生地を置き網の上で冷ます。
7. 冷めた生地に生クリームを塗り、手前から3cm程あけた場所にいちごを並べ、いちごの上にも生クリームをかけ、下に敷いてある紙をす巻きの様にくるくると巻き、巻き終わりを下にして冷蔵庫で冷やす。
8. 7がしっかりと冷えたらケーキの表面を生クリームでコーティングし、フォークで線をなぞって切り株の様な模様にする。


さあ召し上がれ。

おじさんのオイシイケーキとまではいきませんが、しっとりと素朴なブッシュドノエル。

是非お試しあれ。

それでは皆様、どうぞ良いクリスマスをお過ごしくださいませ。

今日はこの辺で…

おやすみなさい。ごきげんよう。

2018年1月の空席情報

 
 本年度最後のお料理教室が終了いたしました。ご参加くださいました皆様誠にありがとうございました。

皆様と、楽しいひと時を過ごすことができ、毎回講座ごとの会食にお水ですが乾杯もできたことが、なんだかすごく嬉しいあっちゃん先生なのでした。。。。


さて、1月の空席情報です。

1月9日
午後の部ー空2席

1月12日
午前の部ー空2席

1月15日
午後の部ー空1席(満席となりました)

1月17日
午後の部ー空1席

1月18日
午前の部ー空1席
午後の部ー空1席


ご予約はHPの予約フォームよりお願いいたします。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

クリスマスのお話

 みなさんにはサンタクロースは来たことがありますか?

子供の頃、私にはサンタクロースは一度も来てくれたことはありませんでした。

ただ、両親は必ずクリスマスにプレゼントをくれました。

どうやら巷ではサンタは来ているらしいのですが…

みんなにはサンタが来ているが私に来ない理由をこう考えていました。

一年を振り返ると、両親に怒られた事。弟に意地悪をしてしまった事。弟と喧嘩をしてしまった事。どう考えても、私みたいに悪い子には来るわけがないと思っていました。

そして、世界中には毎日のご飯もろくに食べれないような困った子供達が沢山沢山いるのに、それをさしおいて私の所に来るわけがないと思っていたのです。

私の母は夜寝る前に戦争のお話や、飢餓に瀕している子供達のお話、世界中の私の知らない色々なお話をしてくれました。

世界は広くて、色々な事が起きていることを知ったのです。

童話、マッチ売りの少女の様な女の子がいたら…

暖かい帽子とマフラーにコートと手袋をサンタさんは届けてくれるといいなぁ〜…

ちょっとおおすぎかなぁ〜?…

寒いと耳も手もちぎれそうだから帽子と手袋にしよう…

コートは違う子に…

そんな事を毎年想像するクリスマスでありました。

世界中の子供達が暖かい場所で優しい時間を過ごせますように。