うたかたの日々

橋の下世界音楽祭2018

 
皆様、こんにちは。

今年もまた、こんな季節がやって来ました。

6月1、2、3日は豊田市の豊田大橋の橋の下に是非いらしてください!

絶対に損はさせません。音楽に興味がない方もきっと楽しめるはずです!


橋の下世界音楽祭は、私が初年度から専属アーティストシェフをしているお祭りです。

友人達で幻の街を作ろうと始まったこのお祭りは、今年で7年を迎えました。

よく続いているし、私もよくやっているなぁと、、、、自分で自分に感心します。


どうしてかというと、全てが手作りだからです。


本当に何もないところに、電力も発電して、レストランも作ってしまって、何でもある街を3日間のために作るのです。(ちなみにお風呂屋さんもあります)


そしてアーティスト、関係者の3日間分のご飯は約1400食


昨年は1700食を超えました。

もちろん私一人ではできません。

豊田市でケータリングをしているこれから商店の大将タカシくんは今年、橋の下まかない料理長に就任しました。

副料理長には名古屋市でカレーミーティングというイベントをしている料理人のりょう君。


ホールマネージャーには、てるくん。

てるくんはサラリーマンなのですが飲食店経験が豊富でとっても頼りになる仲間です!

そして、当日のボランティアさん!


みんなが揃ってこそ、これだけ多くのご飯を作ることができます。


私は今年から名ばかりの総料理長となったわけですが、名ばかりといえども責任は重大です。


そして、それぞれに役職名をつけることの意味もあるのです。

このお祭りに関わることで、何か意味を持たせようと思いました。

今までは、がむしゃらにみんなのご飯を作ることで精一杯でした。

回数をこなすごとに、この立場を独り占めするのは勿体無いと思い始めました。

もっとたくさんの料理人にこの経験をしてほしいと思うようになりました。


たくさんのご飯を作るときの段取りの大切さや、何もないところに一から何かを作る知恵、このお祭りの賄い組に関わることで、料理人としての経験値が確実に上がると思うのです。


頭で考えるのは簡単ですが、実際にやってみることはなかなか出来ません。

こんなにも沢山のご飯を作ることは、給食センターかホテル、旅館で勤めなければ経験できません。


沢山のご飯を何もない場所で作ることの重要さを感じたのは東北の震災の際です。


私は、一つの孤立避難場が閉鎖されるまで炊き出しの支援を料理研究家の仲間達としていました。


ここでの経験や、修行時代の海外のレストランでの大きな規模のケータリングの経験がこのお祭りに生かされています。


友達が家に遊びに来るからご飯の用意をしていたら、友達が沢山友達を連れて来てしまったので、結果沢山のご飯を作ることになりました!

そんな感じでご飯を作り出して今に至りますが、年々仲間が増えていくことが本当に嬉しいです。


チームとして、協力し合うことの重要さもこのお祭りに関わることで学ぶことができます。


初めは、正直本当に大変で、何度も何度も次の年はやめようと考えました。

これに関わることで、少しでも社会貢献ができるのならば続ける意味があると、考えを変えてから、このお祭りに関わることが心から楽しくなりました。


主催者の永山愛樹くんが心に思うことがあって始めたお祭りに、協力する形で始まりましたが、私も私で、乗っかるだけではなく、心に自分の思いや目標を掲げてこのお祭りに参加することで、もっと意味深いお祭りになると思っています。


参加する人がいなければお祭りは成り立たないのですが、参加する人にも意味を持ってこのお祭りに参加していただけたらと思います。


どんなお祭りか知りたい方、少しでも興味がある方はぜひこちらをのぞいてみてください。

http://soulbeatasia.com/2017/about

https://soulbeatasia.com/2018/

そして、このお祭りは入場無料の投げ銭方式です。

全てがボランティアで成り立っています。


皆様のお越しを、こころよりお待ちしています。

そして、絶賛仲間募集です!

6月の空席情報

 5月のお料理教室は終了いたしました。

ご参加くださいました皆様、誠にありがとうございます。 


6月空席情報

開催日6月11日〜20日


6月15日金曜日
午後の部ー空2席

6月19日火曜日
午後の部ー空3席

以上でございます。


お時間ございましたら、是非ご参加下さいませ。

お料理教室でお会いしましょう。

日本脱出計画

 もうあれあら10年も経っているにも関わらず、カナダの友人たちは私に色々な方法で連絡をしてくれる。

 年始の事だった。修行時代にお世話になったシェフの奥様から連絡が来た。

「厚子に話があるから早く来なさい!あなたいつくるのよ!?」

その言葉にとても驚いた。今年は第二の故郷と思っているあの場所に行こうと思っていたからだ。


6月頭までは通年、年始の時点でスケジュールが出ているから、行くとしたら6月後半以降となると伝えたのだが、すぐに来いというので何があったのかと心配になった。

内容はちょっと言えないのですが、とにかくスケジュールの空く6月末が近くなった事もあり、早速チケットの手配をしたらこれまたあっさりと直航便なのに格安でチケットも手に入り何だか導かれている気すらしてくるのである。


奇跡的な偶然がたくさん起こり、私は来月カナダに行くのだが、そこには何が待っているのか今からとてもワクワクするのである。


7月には帰りますので、いろいろとインプットしてこようと思っています。

あ〜みんなに会えるの嬉しいなぁ〜!