これを導入しております
傷があれば磨いて消す。磨くというのは削る行為です。
車のボディを削りすぎるとどうなるのか。
表面のクリア層を通り越し塗料の層まで磨きが到達してしまいます。
結果的に色を抜いてしまうと再塗装しなければ戻す事が出来ません。
つまりどういう事かというと、クリア層の範囲内で調整したり、キズを消したりしているのです。
とてもシビアな工程ですし、技術力が必要です。
膜厚の目安を把握できれば、今回の磨きで美しく仕上げながらも最低限にとどめ、コーティングをしても磨ける層を残す、といったイメージでしょうか。
計測し状態をわかっていることが大切だと考えています。
事実として、膜厚というのは一つのパネルの中でも場所によって変わるものです。
たとえばボンネットの右端と左端では同じではありません。平らなところと角が立った部分でも違ったりします。
輸入車、国産車で新車時の膜厚も違うのです。
いかに一台一台の膜厚を認識するかが大切です。
当店で所有している膜厚計で計測した例を見てみましょう。
軽自動車の新車ボンネットです。(場所を変え、ともに5回ずつ測定します)1箇所目 106μm~112μm平均110μm
2箇所目 133μm~153μm平均146μm
この平均値でその部位の膜厚であると判断します。
同じボンネットで少し位置を変えて計測しました。
平均110μmと平均146μmなので36μm(0.036mm)の差が生じています。(この数値の世界では計測器の微小な誤差も生じます。) 例えばこの場合、ボンネット1枚の中で数回計測して進めていきます。
輸入車のH20年の経年車、走行50,000㎞のボンネットでは、平均173μm。
これも同様、違う箇所ではその数値が変わります。
ちなみに板金塗装をしているパネルなどは200μm~250μm程度で計測されます。
当店ではこのような計測器を完備し、いろいろなケースに対応して施工させて頂いております。
深い傷があってもこの計測器できちんと測定してからキズを追うというスタンスです。
2014年車、走行8,000㎞のボンネットです。
この計測ではパネルを一面計測し、平均値105μmと判断します。
カラーリングによっては5層、6層にもなる塗装があります。
お車のキズの深さが相当深い、また塗料の層やパールの層まで達している場合などもあります。
そんなケースはお客様にきちんと相談し、計測した旨をお伝えします。
よってその部分は、下地処理をするにあたりキズの深追いは出来ない事をお話しします。
無理をし磨き続け、塗装にキズをつけてしまう事を回避するのもプロの判断です。
リボルト・アジャストシステムのクオリティの高さとは回避する事も含めて培ってきた本物の下地処理技術なのです。だから安心ですね。
輝くツヤと潤いを感じる美しいカラーリングに仕上げる事が出来るのはその下地処理技術があるからだと自負しております。
もちろんガラス濃度100%の「リボルトプロ」を施工後は3~4μm程度膜厚が増します。
【ガラスコーティングショップ/リボルト千葉】
〒260-0027 千葉県千葉市中央区新田町39-8
TEL:043-215-7474 FAX:043-215-7475
http://www.revolt-chiba.com/
revolt@revolt-chiba.com
コメント
コメントはありません。