伝説的なファッションフォトグラファーHelmut NewtonのエキシビジョンがカリフォルニアのAnnenberg Space for Photographyで始まった。彼の象徴とも言える作品といえば、イヴサンローランのタキシードを着たモデルがAubriot通りでタバコを吸っていたり、そのモデルに裸の女性がキスをしている写真である。Newtonが1961-1977年の間住んでいたパリの通りで撮り下ろした挑発的なモノクロの写真は、彼の独特な美学をファッションの歴史に刻んだ。アメリカで初となるエキシビジョンがHoustonで開かれて、今回西海岸にやってきた。有名な３冊"White Women" , "Sleepless Nights" " Big Nudes"からの写真だけでなく、妻のJuneがAlice Springsという名前で撮り続けたドキュメンタリーショットも観ることができる。