ヨギーニ なこの珍道中

守山区の小幡緑地公園西園のソバにある「ヨガの杜」

9/24(月・祝)10:30~12:00  90min  ケアする側のヨーガセラピー

こんにちは。名古屋・守山区・小幡「ヨガの杜」http://yoganomori.jp/なこです。


24日祝日開催!

以下講師めぐさんより


9/24(月)は祝日のためケアする側のヨーガセラピー@ヨガの杜は

90分のワークショップ形式となります。

今回は身体と呼吸を軸に自律神経と健康やケアについ
てお話し&ワークを行っていきます。
心身の健康に大きく関わる自律神経をもっと身近な存在である、
身体と呼吸を使ってケアしていきます。
夏の疲れが出たり、
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。
身体と呼吸を使って自律神経を調え、
上手に乗り切っていきましょう
皆さまと一緒に健康になる時間を過ごせることを楽しみにしております。


□身体の感覚に気づく
□身体と思考を調和させる
□呼吸の仕組み
□呼吸と身体
□呼吸の3つのポイント
其々にワークを取り入れ体験的に学んでいきます。

日時:9/24(9:30~12:00)
会場:ヨガの杜
料金:1,500円
ご予約:ヨガの杜へご連絡ください


自分で気づいていく過程をサポートしてくれます

平日は中々受講出来ない方、是非受けてみてください
生活にすぐに取り込める内容です。


たっきょさんによる【陰ヨガfor5コーシャ】9月23日(日)13:30~17:30 キャンセル出ました!

こんにちは。名古屋・守山区・小幡「ヨガの杜」なこです。

先日もブログでお知らせしました、
卓巨(たっきょ)さんの陰ヨガfor5コーシャ(五蔵説)
キャンセル出たので、又数名の空きが出ました。

是非ご参加下さい。


9月23日(日)13:30~17:30  実技と講義のみっちり4時間!!!

(受付13:15~それ以前は受付出来ません)

ナディアパーク
青少年文化センター  アートピア  8階
第一練習室
【受講料】7000円


たっきょさんより、少し解説を頂きました。

転機しますね。

お人柄が伝わるかと思います。


長いけど、とってもまとまっていて、読みやすいです。

takkyosan.jpg

以下たっきょさんより

もう12年くらい前ですが、その頃同じアシュラムにヨーギ・ウデーという男がいて(今でもいるけど)、その男がたまに半地下の薄暗いヨガホールでガイドする幾つかの奇妙なヨガに興味を持ちました。

その内のひとつが当時初めてその名前を聞いた「陰ヨガ」だったのです。

日本に帰って暫くして、ポール・グリレイという、トム・ハンクスをダイハード風味にしたみたいな先生の指導者養成を受けました。

ひと通りの陰ヨガの知識を得て思った感想は

「これはいわゆるヨガではないよな」

ってことでした。

詳しい理由の説明はめんどくさいので避けますが、突き詰めるとアーユルヴェーダと同じくらいにはヨガ理論との整合性が取れなくなるというか不都合が生じるというか、要するにその根拠となる理論が破綻するのです。

とはいえ、同様の関係にあるヨガとアーユルヴェーダを違和感なく並立して受け入れられている人、もしくは気とプラーナを、チャクラと神経叢やリンパ節を「同じもの」として受け入れられている人には大した問題ではないでしょう。実際にそこに気づいて悩んでる人なんて今まで見たことがありませんし。

しかし、とにかく理屈っぽいこのわたくしには、この破綻はとうてい看過出来るものではありませんでした。

もちろんこの陰ヨガを中国的な仙道や気功や内家拳と同じ括りに入れるなら実際何も問題もないシステムなのです。ですが、ヨガの名を冠してそこにプラーナやナーディやチャクラの話を持ち込むとなると、とたんに色々なズレや矛盾が生じます。

とにかくそれらの整合性の取り方があまりにも雑だと感じたわけです。

そもそも、陰ヨガの二大巨頭である先のポール・グリレイもサラ・パワーズも、ブラフマンの認識からしてちょっとなんか違っているフシがあって(この辺は指導者養成1日目にして気づいた)、まあそれは西洋人の世界認識の違いというか越えられない東洋思想の壁というか仕方のないところもありまして、簡単に説明すると一神教の発想から逃れられてないというか、YHVHやアッラー、或いはデカルトが存在証明しようとした神、スピノザの考える神、それらの変奏としてブラフマンを捉えているフシがあるわけです。

そしてそれらを公理として理論を作りあげてる訳だから、グリレイの話にもパワーズの説明にも違和感や疑問を感じるのは仕方のない事でした。

もう少し簡単な例を挙げると、『スターウォーズ』のフォースという概念です。あれは元々「気」をアレンジしたものだったのですが、その概念の茫漠さがストーリーの中では持て余され、設定としての原理的な説明が必要になり、最終的には「ミディ・クロリアン」という超微細生物が、現代テクノロジーでいうナノマシン的な役割を果たしてあのようなご都合主義的自然現象が起こると説明付けられました。スターウォーズの4作目を観て「うわ、向こうの人たちは気をこういう理解の仕方でないと納得出来ないんだ・・」と思ったものですが、グリレイやパワーズの話にも同じものを感じたものです。

陰ヨガの理論の大元になっているのは本山博の思想です。
本山は科学者でもあるので、プラーナやチャクラといったヨガの観念体系を

「客観的に計測可能な何らかのエネルギー場」

として捉えました。
これは中国の気や勁や腎には当てはまるのですが、ヨーガにおけるプラーナやチャクラはあくまで観念であり概念であり内的なものです。
それ故に本山の、本来は如何にも東洋的な観念そして概念であるものを、ある種のエネルギー場/ナノマシンとして解釈する理論は道教とヨーガ哲学の混同を正当化する根拠になり、それがティピカルな西洋人を納得させ理解?させる形で東洋思想をリファインさせ、このような形での「陰ヨガ」が誕生したわけです。


さてそれで、当時から

「無神論者やマテリアリスト含めた全ての人々にヨガの素晴らしさを」

と考えていたわたくしにとっては、当然ながらこの中国的な「何らかの形で計測可能なエネルギー場」という仮説に基づいた理論はとうてい受け入れられるものではありませんでした。そりゃそうです。完全な唯物主義者に対して「気というものが存在してそれは陰陽とか先天後天とかあって経絡というラインを通って・・」なんて説明が通用するでしょうか。

目に見えて触れられるものしか信じない人々には、その信じられる範囲内にある理論しか通用しないのです。もちろん多くのヨガ指導者がそうしているように、その理論に解剖学を持ち込めば話は早いのですが、それでは陰ヨガ以上に本来のヨガとは遠いものになってしまいます。わたくしはヨガをスピリチュアルとして処理する輩とも、逆に解剖学を憑依させることによって一般化させようとする安易な輩とも闘ってきました。あくまでもヨガの本来のタームを用いた形で理論構築が出来ないと本当の意味での本来のヨガの一般化は成功しないのです。

そこでわたくしは、この陰ヨガの方法論とフォーマットの中身を、師匠ヴィシュワの5コーシャ実践ヨガを参考に、そっくりそのまま5コーシャの体験の場へと作り替えました。

先ほど申した通り、インド的なプラーナやチャクラ、ナーディ、そして5コーシャはあくまで「世界の認識の仕方」の提示であり観念であり概念です。そこにはボンハン小体や結合組織内でのナノレベルでの磁極逆転とか、そういった未解明のエネルギー仮説を信じるか信じないかの選択は当然ありません。ただ単に

「そういうひとつの見方を通して世界を覗いてみればいい」

という方法論に過ぎないのです。無神論者も唯物主義者も、それを取り入れるかどうかはともかく、概念や方法論を否定することはできません。

ここまでの文では、敢えて詳しい説明や肝になる部分は省略しました(メンドくさいからってのもある)。その辺の話は来月の名古屋のワークショップで詳しくするつもりではあります。一応。

イマイチ断言出来ないのは、結局プラーナやナーディを気や経絡と同一視し、チャクラの位置を丹田で説明してしまったり、神経叢やリンパ節として理解してしまっている人たちにとっては、「何でそれがおかしいのか?」がわからないからです。殆どのヨガ実践者並びに指導者は、グリレイやパワーズ同様にヨガの各タームを本山博的な理解で捉えています。そりゃアーユルヴェーダにも陰ヨガにも違和感感じないでしょって事です。

そこら辺の最低限の説明は試みるつもりですが、なんせそれらの「既成概念ひっくり返し」はダーキニー会やわたくしの本流であるハタのワークショップで6時間もかけてメインテーマとしてやってるような大ごとなので、どこまで簡潔に説明できるかはわかりません。

たぶんあと数名で定員に達します。迷ってる方はお早めに。

以上たっきょさんより

迷われてる方、是非ご参加ください。

ヨガを伝えている方
どこに、何に意識を向けるのかがより明確に
是非ご参加ください。

お問合せ・お申込みは「ヨガの杜」なこまで

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