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公演の感想【S様より】


2016年 依田由利子フラメンコ舞踊団 定期公演「カルメン」感想第一弾です!
今回は出演者のS様よりいただきました☆

たくさんの感想をお届けできたらと思っております♪



今回の公演で改めて感じたのは、役になりきって踊るということの難しさです。

私が演じたのは柄の悪い、気性の荒い女性。

同じような振りでも、前回の姫役の時とは全く異なる踊り方になるはずと先生からご指導いただき、前回の踊りとどう変化をつけるか、どう踊れば役の内面を表現できるのか、演技の時もどう動くべきなのかということを常に考えました。

幸い、“気性の荒さ”は自分にもないとは言えない部分でしたので(柄の悪さはないと思いたい)、普段隠している(はず)の黒い部分を出してしまえば良いのだと気づいてからは、解放感もあってか、徐々に演じることを楽しめるようになり、どのように踊りたいかも明確にイメージすることができるようになった気がします。

満足のいく表現ができたとは思いませんし、踊りが未熟なのも相変わらずで反省すべき点も多々ありますが、悩みながらも演技をすることの楽しさを感じることができたことは、今回の大きな収穫であったと思っています。

今回も、公演に携わっていただいた全ての方にはいくら感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。