スタッフの藤島です。

レトロでかわいらしい日産・フィガロの磨き、コーティングについてご紹介します。

今回ご入庫のお車は中古で購入され、全塗装がされているお車でした。生産から２０年以上が経過しておりますので、経年劣化は免れないですね。
全塗装済ということですので一見綺麗なのですが、特殊照明の下でボディを確認してみますと、まさに粗磨きされたままの状態で磨き傷が多数存在していました。直射日光が当たるとギラギラして違和感を感じると思います。(施工前のお写真を撮り忘れました。すみません。)
しかし、傷を消そうとむやみに磨き込んでしまうと膜厚の極端な低下や、色あせを早めてしまうことになります。しかも今回のお車は途中で塗り直されておりますので、新車時に工場で塗られているオリジナルの塗装よりは剥がれやすいというリスクが存在しております。
お客様のお車のボディ状態は一台一台違いますので、そのお車に適した施工方法を見出し、仕上げていく必要があります。

つまり下地処理で重要なのは、「塗装に負担をかけずに、いかに塗装を薄くすることなく、美しく仕上げることができるか」なのです！

その場しのぎの施工であれば塗装が剥がれる限界寸前まで磨けば傷を消せるかもしれません。ですがその後は二度と磨けないでしょう。当店はそのような施工はいたしません。

グループ独自の下地処理技術でじっくりと磨きを進めて艶を引き出すことができました。磨き傷によってギラギラしていたボディもすっきりとして照明の映り込みも抜群です。

この状態を維持していくために、コーティング剤を塗布していきます。オリジナルのガラスコーティング剤は、艶、輝きだけではなく防汚性能にも優れておりますので、洗車も楽になります。
コーティング剤も完璧なものではないのでお手入れは必要になりますが、メンテナンスキットを活用しながら洗車をしていただければ、綺麗な状態を維持していけると思います。

お引き渡しの際には、オーナーさまには大変お喜びいただけました。

この度は、２台目のご用命を賜りまして、誠にありがとうございました。

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