4月4日朝の独り言
おはようございます。先月末、とうとう自宅にネット環境を置く事を決意した。
今までは、自宅で仕事をする事はなるべくしないようにしていたからだ。
という事で、本日も自宅で仕事をしている。
私の住む街は何度もこのブログで伝えているが、観光地でとても風情のある街並みの中にある。
そして、私の部屋はお父さんに乗っ取られてしまったので、仕方なしに弟の部屋だった場所にいるのだが、なかなかこじんまりとしたこの部屋もとても気に入っている。
特に気に入っているのは窓から見える景色だ。
窓を開けると、すぐ手の届く位置にお隣さんの屋根がある。
ついうっかり窓を開けたままにして、飼い猫ゾーイがそのまま脱走してしまった事が2回ほどあった位の近距離である。
お隣は数年前から空き家になっていて、町全体の建物が重要伝統建造物に指定されていることもあり、手つかずのまま、年々朽ち果てている。
子供の頃に弟と、よく屋根に登って遊んでいた。
屋根をつたって数軒先の友人の家に行けそうなくらいの密集度の住宅地であるからだ。
窓から見える景色は決して美しいものではないのだが、この景色がなんだか好きなのである。
2月に行ったニースでの滞在先のことを思い出す。
旧市街のど真ん中のアパルトマンの3階であったが、なんだかそこと雰囲気がにているのであった。
このこじんまりとした部屋の色々な好きはあるが、一番は小公女セーラになったような気分にさせてくれる事である。
物語の中では、インド人の召使とお猿さんが窓の向かいに住んでいるが、ここにはそれはない。
グレーと黄色の鳥さんと、白とベージュのシマシマの猫がやって来るくらいだ。
とても気に入っている景色と場所だが、そろそろここも去ろうと数年前から思っている。
素敵な場所があるといいなぁ。
窓からは空も緑も見えて、時たま鳥さんが遊びに来てくれるような場所。
できれば渋い物件がいいなぁ。
新しい家にはとてもお気に入りのアンティークの家具やオブジェはとても似合わないから。
そんな事を考えている横で、飼い猫ゾーイは気持ちよさそうに眠り始めた。
あ〜私も猫になりたいなぁと今日も思うのであった。
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