思い出のぴー太朗とぴー子
こんにちは。まだまだ暑い日が続いています。先日、今シーズン2回目の熱中症になってしまった橋本です。汗…
飼い猫zoeちゃんはこんな暑い中、素敵な毛皮をまとっているのがすごく不思議に感じてしまいます。
夏になると、zoeのお気に入りの場所は籐で出来たベットです。
ずっと寝ていても、風通しが良いのでずっと寝続けれるところが彼女のお気に入りポイントなんだなぁと思っています。
というわけで、冬は全く活用はしてくれません。
寒いということですね…
初めて猫を飼いだしたのは一人暮らしをしていた確か24、5歳の時。
我が家はお魚屋さんと仕出し屋さんをしているので、動物を飼う事とは無縁の生活でした。
特に、犬や猫は食べ物屋さんという事で絶対ダメでした。
ただ、両親から承諾を得た大丈夫な動物もいました。
幼稚園の時に初めて飼った動物はひよこでした。
夏祭りの縁日でまだひよこが売っている時代、2匹の黄色いひよこを持って帰りました。
当時は、自宅前の駐車場に祖母の畑がありました。
畑といっても、お野菜はあまり育てずにお花ばかりが植えてありました。
その畑の一角にひよこの小屋を作ってもらいました。
毎朝、ひよこは元気かな?と、餌をあげに行くのが楽しみで、ひよこの好きな草をあげていました。
名前はぴー太郎とぴー子。
名前はいたって普通です。
ある日、私が入院しないといけない状況になってしまいました。
入院は1週間位でしたが、もうすぐ退院できる時に母親にぴー太郎達は元気にしているかどうかを聞きました。
母は少し間を置いてからこう言いました。
「一匹は逃げちゃったのよ。」
私はとても残念に思い、とても怒りました。
困った母親は、「じゃあ今度買いに行こうね」
と、言ってくれました。
帰宅すると、もう一匹いたはずのひよこがいません。
私は「どうしていないの?」
と、とても怒りました。
従業員のゆうちゃんはもう一匹も逃げてしまったと言いました。
私はとても怒って沢山泣いたので、困った母が知り合いの養鶏所に私を連れて行ってくれました。
機嫌の治った私はルンルンでした。
どんなカワイ子ちゃんに会えるんだろうと期待でいっぱいでした。
現地について、養鶏所のおじさんはこう言いました。
「うちにはひよこはいないよ。鶏しかいない。」
母は私に、ひよこはいないけど、ちょっと大きくなったひよこをもらって行こうと提案してきた。
ここまで連れてきてもらったのに、子供ながらにそれは嫌だと断りきれず、仕方なしに全然可愛くないひよこと鶏の間の中途半端な鶏を選んで帰宅した。
全然可愛くないけど、もう貰ってきてしまったので飼うしかないと思った。笑
最終的に、その鶏は大きくなりすぎて、祖父のレストランに引き取られることになるのだが、大人になってから、実はあのひよこ達は逃げたのではなく、猫に食べられてしまったという驚愕の事実を聞くこととなる。
嘘はついてはいけないが、優しい嘘はいいのかなと思えた。
あともう一種類、飼った事のある動物がいるのだが、ぴょん吉、ぴょん太のお話はまた今度…
それでは皆様、おやすみなさい。ごきげんよう。
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