うたかたの日々

もうすぐお正月

こんにちは。いよいよお正月を迎える時期に来ました。

本年度、お料理教室、お仕事、プライベートでお世話になりました皆様、

今年もありがとうございました。

皆様が良い新年をお迎え出来る事を心よりお祈り致します。

新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

仕事納め、忘年会もようやく落ち着きました。ご馳走三昧の日々で少し体が重くなった気がしますが、最後のひと仕事が残っています。

年末は我が家のお魚屋さん、「魚九」は特に31日はとっても忙しいのです。
今年最後の親孝行!?なっているかわかりませんが、お手伝いをします。

まだ私が子供の頃は、仕事が終わり、家族揃って夕食を食べるのは9時は余裕に回っていました。

おせち料理は作る暇はありません。31日の夕食は鰤の照り焼きや、お刺身の盛り合わせ(o^^o)

子供の時は、他のお家の食卓が羨ましい限りでしたが、今となっては、こんな贅沢な日はないなぁと心から思えます。

昔は、マグロの解体ショーをしていたので子供の仕事といえば、スプーン片手に中落ちを食べる事。

中落ちを食べ終わると暇なので、笑 ストーブの上で大きなハマグリやアサリを選んで焼いて食べたりと。

ぱっくりと開くまで、じーっと我慢。開いたら、貝の中の焼き汁をこぼさないように良いさじ加減で醤油を一滴たらせた時は、なんだかやったぞ感で一杯でした。

そして、お店にある焼ける物は何でもストーブで焼いて、出来上がる様を観察するのが常でした。

子供に出来るお手伝いなんて、食べる事か、近所の知っている家に配達に行くぐらいなのです。

今は昔と違い、大手スーパーでお刺身を買う時代です。グルメな方は柳橋の朝市に行ったり、クール便でお取り寄せ。

ただ、お魚屋さんにしか出来ない事ってあるんですよ。(o^^o)

それは。。。

冷凍ではないお刺身を、職人がかどを綺麗に立たせたお刺身の盛り合わせ。

職人にしか出来ない技。

時には活き造りの注文。

活き造りを職人さんが取り掛かる時は、家族の誰かが、
「おーい!活き造り作るよ〜!」
と、教えてくれて見入っていました。

冷静に考えると少し残酷ですね。。。(*_*)

でも、その後お出汁が取れるので、オススメです(o^^o)/

そして、専用の焼き台でふっくらと焼かれた有頭エビや、鰤、鯛。

上手に焼かれているので、冷めても美味しい(o^^o)/

家庭用のグリルとは全然違う仕上がりになるのです(o^^o)/

一年の締めくくりはそれぞれの家庭に伝統の行事、伝統の味が存在します。

我が家は一般的ではない年末年始を迎えるのですが、31日にほとんどの人が食べるであろう食文化がありますね!?それは。。。。

年越し蕎麦!!

なんと我が家は、ご先祖様が蕎麦嫌いで、年越しうどん!なのです。笑

何だか凄いですね。笑

嫌いだから。。

お魚屋さんぽいです。笑

そして、年越しの少し前ですがうどん屋さんが出前してくれます。

なんと、うどんでも鳥南蛮限定。笑

その辺も恐らく、それが好きだからと言う理由っぽい気がしますが。。。笑

でもこの鳥南蛮!!が本当に美味しいのであります♡

ネギと鶏肉の絶妙な火の入り方と、お汁のまーなんとも美味しい事。

白醤油ベースの品のあるおうどんなんですよ。
ちなみに、地元にある小松屋といううどん屋さんです。

我が家は、We love 小松屋!!!

生まれた時から、事あるごとに小松屋の鳥南蛮。

風邪をひいた時、なんか良いことがあった時。

お母さんか祖母にお願いするのです。

風邪を引いたら無条件に小松屋の鳥南蛮!風邪で辛くて辛くて悲しくなっている時に、小松屋さんの鳥南蛮は神降臨の様な存在でした。

だいぶ脱線しましたが、食にまつわるエピソード。私は、お家柄沢山のエピソードがあります。皆様はどうでしょうか?自分の代で築くのもまたありではないでしょうか?

我が家のご先祖様の様に。(^_-)

食べ物は人を笑顔にさせます。愛情表現の一つと言えます。

母から子に受け継ぐお節料理。

私で言うと、子供の頃に両親が食べさせてくれた新鮮な魚介類。職人さんが見せてくれた神技!

形がないから、その時は感謝の気持ちさえわきません。ごめんなさい。

時を経て、感謝に変わる。

形のないプレゼントほど粋なものはないと思います。

皆様、大切な方にお料理で愛を届けましょう。

それでは、改めまして。。。

良いお正月をお迎えくださいませ。

新年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

橋本厚子

Posted by あっちゃん 日記

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